ようやく振り返ります。
もう夢のような、素晴らしい現実。
京都のライブサーキット「いつまでも世界は...」にDQSが誘われたのは、
多分、去年の9月頃。
同時多発なイベントだったので、
経費、開場、タイムテーブル、諸々を考慮して断念。
そしてBUGY CRAXONEのサポートで、10月磔磔に行き、
DQSの話を京都MUSEの行貞店長に話す。
『ドラム10台のライブやらせてよー』
行貞くんが、話だけでDQSを面白がってくれ、
映像を送ってから、一気にDQS京都ライブが実現に向けて動きだした。
行貞くん、Queの店長二位さん、DQSのリーダーケンイチロウくん、
それぞれとの数えきれないディスカッション。
ライブを決めてから、あれこれ考え、やる!っと決めた熱意だけで走った数ヶ月。
勝つ!って意思だけで、正直勝ち目なんて全然なかったし、
どう考えても赤字間違い無しだった。
それでも、行くっていってくれたメンバー、俺とリーダーの熱さの前で、
正直断れない雰囲気だったかもしれない。
だからこそ、どういう形でも行ってよかったって思って欲しかった。
きっとメンバーは不安しかなかったと思う。
何より、ドラム10台、車3台、13人のメンバー、
その全てを京都まで運ばなくてはならないのである。
リーダーと何度も京都ツアーの試算。
それは赤字を減らす試算という厳しいものだった。
そして赤字を減らすには、人を呼ぶ、もうそれしかなかった。
メンバー全員、13人で、ライブ直前まで本当に力を合わせて頑張った。
目に見える頑張り、目に見えない頑張り。
当日に向けての気持ちは一つだったと思う。
さらに、気持ちだけで遥々京都まで来てくれた、
P.Aの古川さんにゲストボーカルの近藤くん、
カメラマンのソフィー、衣川さん。
最強の助っ人を迎えた我ら。
その結果が、京都MUSEにあれだけたくさんの、
本当にたくさんの人が来てくれた、という事実。
今回の京都ツアーに関わってくれたみんなで起こした奇跡。
ステージでの涙は、もう全てが愛おしくてこぼれた涙。
フロアにいて見にくい5人のドラマーの紹介の時に、
自然と前のお客さんからしゃがみ始めてくれた。
東京で一番心に残ったシーン。
それが、京都でも見られるなんて。
いいバンドにはいいお客さんが付く。
胸張って言えます。
そして、何より、京都MUSEスタッフの素晴らしさ。
搬入、セッティング、搬出、全てにおいて感動するぐらいの協力体制。
ツアーの最初の場所をここに選んで良かったって、心から思いました。
これは個人的なことですが、
京都の愛する後輩マンキチとシンがDQSの物販をやってくれたことが、
本気で嬉しかった。愛してるぞ!
2013年5月21日、ここからまた新たに始めます。
不可能と言われている事は、可能にされるために存在する。
そう強く思いました。
みなさんに感謝を。
本当にありがとうございました。
そして、何より、メンバーの事が大好きです。
大事な時に水疱瘡にかかったり、いろんな事が抜けていたりと、
ダメな先輩ですが、両想いであったら幸せです。
この看板を見るために、京都までやってきました。
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