アメリカの音楽サイト『JROCK 247』にて、
DQSのレビューが掲載されています!
アメリカ進出、もう勝手に見えてます。
以下、翻訳してもらいました!
柴田さん、ありがとう。なんか言いたい事全て言ってもらってます!
ドラム 10 台を並べて演奏するというアイディアは驚異的であり、恐ろしくもある。
実際に「10 Drummers VS Earth」を聴く前は「音の壁」に囲まれるようなサウンドを予想していた。
ごちゃごちゃして、下手したら退屈な内容なんじゃないか。
そんな心配は見事に外れた。驚くほどバラエティに富んだ内容だったのだ。
ジャズ、ロック、パンクが融合し、パーカッションという存在を際立たせたアルバムに仕上がっていて、
実力あるミュージシャンたち(以下を参照)が集まり、実にクリアでタイトなアンサンブルを聞かせてくれる。
「RESCUE」は唯一のスタジオトラックで、近藤智洋の素晴らしいヴォーカルパフォーマンスによって、
アルバムのメインを飾る曲になっている。自分はこの曲を聞くたび、音量をフルに上げてしまうほどだ。
他の 3 曲はライブ録音で、
何と CD には下北沢 Club Que でのライヴパフォーマンスを収めたカッコいい DVD までついている。
「Next 9」は、聞き初めはシンプルな印象を受けるが、
野口徹平(Hi-5)のしなやかで彷徨うようなギターリフを中心に音が重ねられた、心地良い一曲だ。
「Stroke」では、DQS は手加減しない。
叩きつけるようなアグレッシブなドラムの一斉攻撃が、
平田博信(Swinging Popsicle)の奏でる深いベースのグルーブと調和して、
ジャムバンドのセッションような至福感を覚える。
10 台のドラムの音を体感したいなら、アルバムでは「Stroke」がベストだろう。
ドラム 10 台のサウンドについて言うなら、音のレイヤーや独特のシンコペーションによって、
ドラムの音が 1 台ではないことはすぐわかる。しかし、ドラムが 4 台でも 6 台でも 8 台でもいいではないか。
10 台だというのはどうやったらわかるのだろう?
彼らの本当の凄さを実感する方法は、ライブを見るしかないという気がする。DVD を見れば、
彼らのステージの楽しさや興奮がかなり伝わるはずだ。
4 曲目の「Understand」(平田プロデュース)は、メローでポップなスタイルの曲で短く甘い余韻を残す。
ここではドラムはバンドの一部として名脇役の役割を果たし、
代わりにキーボード(初期のムーディブルースやジェネシスを思わせる)が主役を張っている。
DQS メンバー:
Dr1:溝渕ケンイチロウ(ザ・カスタネッツ / KGSS ON THE PEAKS)
Dr2:ヤマグチユキヒコ-ハジ(ハックルベリーフィン)
Dr3:高橋浩司(HARISS / The Everything Breaks)
Dr4:小関哲郎(about tess / dario)
Dr5:森 信行(ex.くるり)
Dr6:ハギー(ソレカラ)
Dr7:おかもとなおこ(つばき / THE GIRL)
Dr8:HAZE / ハゼ(UNUS / ex.PICK2HAND)
Dr9:比田井 修(ex.School Food Punishment)
Dr10:北野愛子(your gold, my pink)
Gu:野口徹平(Hi-5)
Ba:平田博信(Swinging Popsicle)
Key:堀越和子(GOMES THE HITMAN)
Vo (“RESCUE”): 近藤智洋(ex. PEALOUT)
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