2013年1月11日金曜日

キャパ。


文藝春秋の1月号、沢木耕太郎の『キャパの十字架』が面白すぎた。
写真展があれば必ず行ってしまうぐらいに好きな人。
とはいえ、写真家のキャパももちろん好きだけど、
自伝『ちょっとピンぼけ』(邦題が素晴らしい)を読んでキャパに興味をもった方なので、
どちらかと言うと人間キャパが好きなのかもしれないね。
なので、この『キャパに十字架』を読んでショックだっだと言うよりは、
余計にこの人間臭いキャパが好きになったのです。
沢木耕太郎渾身の取材もきっとキャパを心底好きだからこそ。
1988年に出版されたこの写真集の解説で、
すでにキャパが背負った十字架に付いての記述がある。
合わせて読むととても感慨深い。

本日の1作



合わせて観たい1作
映画史に残る最高のオープニング。

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